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学習・体験・消費のメモ帳

G検定に2週間の独学で合格したので、学習内容と感触を記録しておきます

掲題の通り、G検定の合格がようやく発表されたので、いつものとおり、学習内容とポイントのまとめ記事を作成しておきます。

①G検定の難易度と合格ライン

数学的な知識は必要ないが、ある程度の学習は必要

G検定はエンジニア向けではなく、ユーザーやマネジメント側の基礎的な知識の証明としての側面が強いので、基本的に数学的な知識は必要ないですし、基本情報技術者試験のようなテクノロジ系の理解もさほど必要ないので、内容としてはかなり簡単です。

また、試験中に参考資料を参照可能なテストなので、難易度としてはかなり低めの試験ですが、試験範囲はそこまで狭くなく、200問を120分の短時間で解かないといけないので、そこそこちゃんと学習しておく必要はあります。

合格ラインは正答率6割~7割?

正式に公表されていないので、Twitter上の合格水準を見るしかできないですが、平均正解率65%ぐらいに見える方も合格しているので、合格ラインは正答率6割~7割ぐらいかと思われます。

ぼくは公式テキストのみで学習し、試験中に参照した参考書も公式テキストのみだったのですが、それでも正答率85%程度確保できたので、合格自体はさほど難しくないラインですね。

実際、7割が合格水準だったとしても、200問あれば60問間違っても良いので、相当簡単な方でしょう。きちんと学習していれば、滅多なことでは落ちないと思います。

②参考書は公式テキストのみでOK

公式テキストで十分合格水準に達します

公式の参考書だけで85%程度の問題に解答できるので、公式参考書だけで問題ありません。第1版では不十分な部分が多かったようですが、第2版ではCNNやRNNなど、第1版で言及されていなかった重要な内容も十分言及されているということで、第2版を買っておけば、特に問題ありません。

 問題集やAI白書など、色々な資料を読んでいる方がいるようなのですが、あまり手を広げるよりは、公式テキストの内容をきちんと頭に入れた方が合格に近づくと思います。

(公式テキストに載っていない問題もありますが、それは試験中にインターネット検索すれば良い話ですし、ぼくはインターネット検索せずに問題なく合格しました)

プラスαで保険をかけておきたいなら、松尾豊先生が関わっている書籍がおすすめ

尚、もしプラスαで対策をしたいのであれば、G検定の文脈を外さない書籍が望ましいため、松尾豊先生が関わっている書籍がおすすめです。

例えば、以下のNewton大図鑑シリーズAI大図鑑などは、G検定受験後に読みましたが、G検定の内容に相当準拠しつつ、図を多用することで理解を深めてくれる内容になっており、非常におすすめです。

試験中の参照対象としても、索引があるので優秀

公式テキストには当然ながら重要用語の索引が用意されているため、試験中に不明瞭な箇所があれば、容易に参照ができます。その点、試験中の参照資料としても、非常に優秀です。

尚、紙の索引での検索と文書内のワード検索を比較すると、紙の索引の方が間違いなくそれが中心となって言及されている箇所を引き当てられる強みがあります。G検定試験中最も不足するのは「時間」ですが、おそらく紙で索引を使って検索したほうが早いので、公式テキストは電子書籍ではなく、現物をお勧めします。

尚、試験中に索引を引いて当たらなかった単語の問題はあきらめて、次の問題に進んでしまうのをお勧めします。インターネット検索は正しい情報にたどり着くまでに時間がかかるので、最後の余った時間でやるべきです。

強いて言えば、公式テキストを要約した資料を手元で作ると良いかも

公式テキストは良いテキストなのですが、少し冗長なきらいもあり、そのまま周回学習をするにはしんどい部分もあるので、学習の際にノートにまとめる、Wordファイルに要点をまとめるなどして、2周目用の要点ファイルを作ると、高速で要点を周回出来て、非常に良いです。

但し、G検定のテスト問題は公式テキストに記載されている内容に準拠して作成されているので、公式テキストに記載されている文脈を適切に感じ取っておくべきであり、最初から他人が作成した要点ノートに準拠して学習するのはおすすめしません。あくまで、公式テキストを1周以上読んでから、要点学習に移行するべきです。

③実際の学習時間と学習方法

学習時間は2週間×1.5時間=21時間ぐらい

トータルの学習時間は2週間*1.5時間の21時間程度でした。実際は、もう少し短いかもしれません。自分はこの手の試験学習をそこそこ効率的にこなせる自覚があるので、他の方が学習計画を立てる場合には、40時間ぐらいの計画で受験計画を立てると良いのではないかと思います。

公式テキストを2周、要点ノートを3周

学習方法は以下のような感じでした。ダラダラ学習していたところ、若干ぎりぎりになってしまったので、多少焦りました。

  • 1日目~3日目:公式テキストを1周読む
  • 4日目~12日目:公式テキストをワードファイル30p程度の要点ノートにまとめる
  • 13日目~試験当日:印刷した要点ノートを毎日1周ずつ読む。

要点ノートは、試験中に、「自信はあるけど、念のため確認しておこう」というときに紙ベースで高速でチェックをするのにも使えましたし、作成して非常によかったですね。

④実際の試験におけるポイント

実際の試験におけるポイントを以下にまとめておきます。

  • 1問30秒ペースで解く必要があるので、まずはすべての問題を解くことを重視。
  • 調べる場合には、「公式テキストの索引に載っているもの」だけに限定して、インターネット検索はしない(時間がかかりすぎるので)
  • 最後に時間が余ったら、公式テキスト外の問題についてインターネット検索して解く。

重要なのは、公式テキストに準拠して解ける問題を取り漏らさないこと、公式テキストだけでは解けない問題に固執して時間を浪費しないこと、ですね。基本的に公式テキストを参照して解ける問題をきちんと解けば合格水準は確実に超えられるので、まずは200問近い問題をすべて解くことが重要です。

わからない問題を解くのは最後時間が余ったらで良いですし、ぼくは面倒になったのでインターネット検索せずに10分余らせて試験終了しましたが、予想通り85%程度の正答率で合格しました。

⑤まとめ

  • 公式テキストだけで合格できます
  • 合格水準の正答率は6割~7割程度なので、そこまで高くありません。
  • 40時間程度学習時間を確保すれば余裕。勉強が得意なら20時間程度。
  • 試験では、まず公式テキストだけ解ける問題に集中して、時間内に問題を解き終わることが重要

というところで、役に立てば幸いです。試験で学習する内容自体は、ユーザー側の立場で必要な知識という意味では練られた内容だと思うので、悪くない試験だとは思いますよ(会社からの補助なしで受けるには受験料高すぎですが)