従来、象印のホットプレートで焼肉をしていたのですが、4人家族用ホットプレートはお好み焼きや焼きそば、ホットケーキをする場合にはちょうどよいサイズ感なのですが、焼肉にはちと広すぎるなーと感じていました。無駄に全面加熱するので、煙とにおいがやはりすごい。
そこで、そろそろ小型のホットプレート(ブルーノとか)に移行しようかと思っていたのですが、よく考えると、岩谷のガスコンロに専用器具あったな…と思い出し、5000円程度とさほどのコストでもなかったので、やきまるを購入してみました。
やきまるの概要
焼肉に最適な温度で焼き続けられる焼肉専用コンロ
やきまるは、直接鉄板に火を当てず、本体内で一定の温度を維持し、間接的に鉄板を焼肉に最適な200~230℃ぐらい(記憶ベース)とすることで、最適な焼肉が出来るようになっています。
また、高温にし過ぎないことと、油を随時落とす穴があって油がたまりすぎないようになっているので、煙やにおいが出づらくなっています。
尚、イワタニのガスコンロの一種なので、ガスは汎用のカセットガス用ボンベでOKです。
やきまるの使用レビュー
使用感は◎。においも煙も抑えられる
使ってみた感じ、においや煙もまったくないとはいえないものの、家の中に染み付くような感じはなく、謳っている効果はある様子です。事実、焼肉後に風呂に入ってくると、ホットプレートで焼いた時と比べて、かなりにおいを感じにくいです。
水を張るなど、少しばかり手間はあるものの、さほどの手間ではありませんし、ホットプレートのようにサイズ感の関係で洗うのに少し根気がいるようなものではないため、メンテナンスも含めたトータルでかなり使い勝手が良いですね。
但し、豚トロや豚バラなど、油が多すぎる肉を焼いたり、油が落ちるのを阻害するような焼き配置にすると、もくもくしてきてしまう部分はあるので、留意が必要です。それでも、ホットプレートと比べるとかなりマシですが。
焼肉は間違いなく上手に焼けます
煙の発生を抑えるため、わざと焦げ付かない温度までしか上がらないようになっているそうで、実際、ホットプレートでやりがちないつの間にか焼けすぎて水分を失っているような状況にはなりません。
また、ちょうど良い温度で焼けているからか、表面だけカリカリ、中は生みたいな、失敗があまり発生しないです。それでいて、ちょうど良い程度の焼き目はしっかりつくので、良いですね。
良い肉を焼くのであれば、そんなに面積もいらないし、やきまるで焼いた方が、幸せになれそうです。野菜も、少量ずつにはなりますが、焼け焦げるようなこともなく、かなり美味しく焼けはします。
難点は単機能であること
難点としては、やきまるはまさに焼肉専用機なので、ほかに用途転用できないことでしょうか。その割にしまう場所を食いますしね…(大きい土鍋ぐらいの場所を取る)。ただ、箱も機能的で、しまいやすい形状なのは救いではあります。
炎たこもそうなのですが、イワタニの単機能コンロは製品としては非常に良いのですが収納との闘いになりがちです。
とはいえ、1000円程度で売っている焼肉プレートだけでは、煙抑制機能もちょうどよい火加減も中途半端になってしまうので、それなりの頻度で焼肉をするのであれば、思い切って買ってしまうのが良いのかもしれないですね。、
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