teke teke my life

ぼくの学習と生活の記録。

2020年6月に読んだ漫画の感想(てけてけマイハート、日がな半日ゲーム部暮らし)

読み返し中心。

日がな半日ゲーム部暮らし(1-4)/祥人

あるある系ゲーム4コマの名作

読み返し。「日がな半日ゲーム部暮らし」は電撃4コマに連載されていたゲーム好きあるある系の4コマ漫画で、当時、趣味が読書とゲームだった自分にとっては非常に共感できる漫画でした。今読んでも、ネタが十分にあった1巻は秀逸ですね。

登場人物は女学生ばかりなのですが、萌え系の漫画というわけでもなく、登場人物が全員男子でも、別に成り立つ作品です(ちょっと、むさくるしい感じはするかもしれないけれど)。

理想のインドア系高校生活が描かれているのも素晴らしい

作品内では、進学等の外部との兼ね合いはあるにせよ、対立するような相手や、ゲームという趣味を無理解なまま揶揄する存在は出てこず、ただただ、同質性の高い極めて少人数のコミュニティで、理屈っぽい無駄話をしながら日々を過ごすので、いわゆる文化系学生の望む世界が広がっています。

(主人公がとても能天気なタイプに描かれているので、実際、周囲がどう見ているかを気にしていないだけなのかもしれないですが)

自分も中高生のときは、極めて少人数の友人と読書とゲーム中心の話題で過ごしてきた(そして、幸せなことに、無理解な人がちょっかいを出してくることはなかった)ので、この作品は、かなり自分の見ている世界と近いものがあります。

ある意味、参考にして、当時を生きていた記憶があるので、思い入れのある作品ですね。

(進路の扱いが軽いので、一応進学校を舞台とした「あずまんが大王」などのほうが、ただ、大学受験に対する不安な気持ちなどの描き方は共感できた覚えがありますが。)

てけてけマイハート(1-10)/竹本泉

現実と同じ速度で年を取るラブコメ

「てけてけマイハート」は竹本泉が足掛け12年にわたって連載していたラブコメディ?で、浮き沈みが大きくない日常を、ほんわかと描いている作品です。初登場時に24歳だった主人公ののぞみは、3巻で結婚し、最終巻の10巻では、36歳になっています。

(内部時間的には1年どこかでサバを読んだらしいですが、単純計算では、36歳になってるはず)。

大学生~社会人になりたてのころに読んで、こんな風に、平坦な日常を楽しんでいけたら良いな、と思いながら、一緒に年を取っていった記憶のある、思い出深い作品です。

なんでもない日常の幸せが伝わってくる作品であり、人生のバイブル

「きのう何食べた?」のような、中年に差し掛かっていく悩みであったり、家族関係の悩みだったり、登場人物が年月を経て大人になっていく過程があるわけではないのですが、その何もなさが、非常に安心をくれていたように思います。

自分が、家庭を持っても良いのかな、と思わされた作品ですし、実際、妻は、主人公ののぞみほどぐうたらで能天気ではないけれども、どちらかといえば、能天気で、欲が少なく、平常運航で幸福を感じられるタイプであり、極めてのぞみに近いタイプだったりします。

「てけてけマイハート」はある意味、自分の青年期に考えていた理想の生活が、詰まっている作品で、他の人が読んで面白いかはともかく、長い間、自分にとっては、一番のお気に入りの漫画であり、バイブルでありつづけました。

社会人になり、自分の生きる社会のスピード感と「てけてけマイハート」の世界のスピード感が合わなかったこともあり、人生の指針としての漫画は、主人公が職業人としてプロでもある側面も描かれる「きのう何食べた?」に置き換わってしまいましたが、久しぶりに読みながら、自分の原点というのは、このあたりにあるのかな、と思ったりしていました。

 

<関連記事>

翌月:2020年7月に読んだ漫画の感想(ジョジョの奇妙な冒険) - teke teke my life

前月:2020年5月に読んだ小説の感想(白銀の墟 玄の月) - teke teke my life