teke teke my life

遊びと生活と学習の記録。

2020年8月に読んだ漫画の感想(僕のヒーローアカデミアとヴィジランテ)

ジャンプ+で僕のヒーローアカデミアのスピンオフ、「ヴィジランテ」を読んだりしていました。ジャンプ+は、連載中の作品であれば、一度は全部読めるので、有難いですね。読みたいと思うもの自体はそんなに多くはないのはあるんですが。

僕のヒーローアカデミア/堀越耕平

僕のヒーローアカデミア自体は、ジャンプ本誌で第一話を読んだときに、すげぇのが来た!これはめちゃくちゃ面白い!と思ってコミックスを買いながら追いかけていたのですが、ミリオが個性を失ったぐらいからだんだん読むのがつらくなってきてしまい、今では横目で見るぐらいになってしまったので、実は最近真面目に読んでないです。

序盤はめちゃ面白いのだけれど、学園から外に出るのが早すぎるような

僕のヒーローアカデミアの構造的な問題として、主人公たち学生と職業ヒーローとの間に歴然とした能力差があるがために、職業ヒーローを出し始めると、どうしても主人公たちの活躍が妨げられてしまう、というのはあります。

強いヴィランと学生を戦わせようとすると、どうしても職業ヒーローどうした?となるし、職業ヒーローが強いヴィランに倒される、あるいはそのヴィランを学生が倒してしまうと、ヒーロー側の格がどんどん落ちていってしまい、構造的にどうしてもバランスがとりづらい部分があります。

作者がたぶんヴィランサイドが大好き・見える世界を広げすぎてキャラクタ出しすぎで掘り下げ不足なのもあると思うんですが。もっとゆっくり狭く世界を描いて欲しかったなーというところはあります。ステイン編ぐらいの狭さのまま、もっとやってほしかったですね。

僕のヒーローアカデミアの強さの描き方が腹落ちしない

正直、インターン編終わって以降、師匠格にあたる職業ヒーローの株の下がり方には少し目に余るものがあり、読んでいて快感が少ないんですよね。

エンデヴァーなどは、もう少し苦戦せずに勝利する描写が欲しいし、最近で言えば、ホークスがあそこで荼毘にやられたのも、もっとこのキャラ効果的に使えたでしょ!ねぇ!と思わせられた描写でした。

そもそも、荼毘ってそんなに作中で格高い描写ないし、荼毘の格を上げるとしても、実質不意打ちから勝たせても格上がらねぇじゃん…という。最近、読者の期待に沿った活躍をしたの、ミルコぐらいじゃないです?作中の強さの序列の付け方がなんか、下手な気がしてならないんですよね。

封神演義の仙界大戦編とかが、師匠格がいる作品では序列の付け方で言えば、理想なんだけど、そういうきれいな感じには全然してくれないですねね…。

※個人的な向きからの感想であって、現行の本編めっちゃ面白いという意見を否定するものではないです。

ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS/古橋秀之、別天荒人

まあ、ヒーローアカデミア本編はともかくとして、スピンオフの「ヴィジランテ」の方はヒーローアカデミアの設定の妙だけを使って、いらないものを捨てたらこうなりました、みたいな出来の良さで、「僕のヒーローアカデミア」はこれだけ面白くなる要素を内包している世界観の作品なんだよなーという思いを新たにさせられる作品になっています。

さすがはライトノベル界で名高い古橋秀之先生、となること請け合いですね。

現時点では本編よりも好きかも

ヴィジランテの主人公自身の内面は最初からほぼ完成されているため、主人公の精神の成長はあまりないものの、能力の成長は読んでいてワクワクしますし、主に師匠格のナックルダスターが担うボス戦も、能力バトルらしい制限・弱点を突いた攻撃で強い能力持ちを追い詰める流れで、非常に出来が良いです。

「ヴィジランテ」のみの登場人物も総じて魅力的ですし、本編での人気キャラクタであるイレイザーヘッドの掘り下げも、本編よりしっかりとしているあたり、ずるいですね。

たぶん、現行の本編よりは残念ながら完成度が高い(どちらが面白いかどうかは人による)ので、最近のヒーローアカデミアはちょっといまいちな気がするなーと思っているひとにはぜひ読んでもらいたい作品ではあります。

 

<関連記事>

翌月分:2020年9月に読んだ漫画の感想(呪術廻戦) - teke teke my life

前月分:2020年7月に読んだ漫画の感想(ジョジョの奇妙な冒険) - teke teke my life