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2020年9月に読んだ漫画の感想(呪術廻戦)

読んだ漫画というよりは、今月語りたい漫画になってしまっていますが、やむなし。

呪術廻戦/芥見下々

「呪術廻戦」が相変わらずとても面白くて、ジャンプの底力を感じます。何かが終わっても、次のコンテンツがしっかりと育っている感じですね。

しかも、そのコンテンツが旧来からのベテランが生み出すものではなくて、新人のものだったりするのは、ものすごいことです。

 

「呪術廻戦」はある意味、よくある能力バトルものなのですが、これまでの能力バトルものの良い部分を煮詰め切ったような作品で、設定の出し方も含めて、とてもうまく、ハードな展開も容赦なく行うこともあって、バトルの結果が読みづらく、ハラハラさせてくれます。

加えて、「呪術廻戦」は敵味方を含めた全体の強さの序列の描き方が非常に上手で、それがそのまま作品の面白さにつながっていますね。

 

最強の存在である五条先生は間違いなく最強です、師匠格のナナミンは敵のメインキャラが領域展開すれば手も足も出ないけれど、名無しのそこそこレベルの敵に対しては圧倒する実力を見せます。

反対に、主人公の虎杖やパートナーの伏黒は天才の部類ですが、師匠格が手も足も出ないレベルの敵に対しては、強化イベントを経た現在でも、時間稼ぎが精いっぱいです。

敵味方を含めた力の序列の描き方が非常に明確で設定上も納得感があることが、敵味方の行動や考え方の説得力につながっています。

 

そして、そうやって力関係を明確に表したうえで、読者の意表をついたような展開を描いてきます。過去編であっても、五条先生が一瞬でも負ける展開になるなんて、誰も想像していなかったですよね。

毎週、こう来たか!と驚きを持って迎えられるし、翌週どんな展開になっているか、楽しみで仕方がないです。

(それと、ハードな展開をウリにしていても、人気が出るようなバックボーンを描いたキャラクタをそう簡単に使い捨てたりしないのは、読者にとって、とても安心が出来るところです。掲示板の意見なんかを見ていても、ハードな展開があることは皆わかっていても、掘り下げが進んでいたり、良いバックボーンのあるキャラクタを簡単に戦線離脱させたりしない、という点では、作者は相当信頼されているように感じますね。特に週刊連載でキャラクタをぽいぽいスポイルされると、読者としては、困ってしまうんですよね…。)

 

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翌月分:2020年10月に読んだ漫画の感想(水曜日のシネマ) - teke teke my life

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