teke teke my life

遊びと生活と学習の記録。

金田一少年の事件簿FILEシリーズの各事件ごとの感想

コミックDaysで金田一少年の事件簿を読むことが出来たので、溜まってたチケットを使ってFILEシリーズを一通り読み直したりしていました。

数年に1回読み返しており、新鮮な面白さはなにもないのですが、なんでこう、定期的に読みたくなるんでしょうね。人の感想を定期的に読みたくなったりもするので、自分の感想も書いておきます。久しぶりに読み返すと、扉絵の堂本剛感結構ありますね。トンチキな恰好とか。

ファイル1 オペラ座館殺人事件

全体の中ではやっぱり小粒な事件で作画も粗いので飛ばし気味で読んでしまいますが、犯人がボウガンで死ぬのが如何にも金田一少年の事件簿ー!!って感じでいいですね。ボウガンそのままにするなよ!

ファイル2 異人館村殺人事件

小学生の頃に読んだときはあんなに怖かったのに、今読むとそうでもないんですよね。首切り取るのに使った大鋏の攻撃力高すぎない?とか、ベッドの下のカラスの羽根拾っちゃうのとか、現場保全しなさすぎでは?とか、そんなことばかり思ってしまいます。ほかの事件と比べて犯人の戦闘力高くて好きですね。マジで強い。

ファイル3 雪夜叉伝説殺人事件

玲香ちゃんと明智さん初登場回。何週もしていると、不遇のアイドルっぷりを知っているので悲しい気持ちになります。割と無茶なトリックなのですが、テンポが良いからか案外気にならないですね。明智さんが想像以上に小物なのも印象的です。

ファイル4 学園七不思議殺人事件

小学生のトラウマ回。わりと衝動的に次々と人が殺されていくあたり、金田一少年の事件簿ー!って感じで好きですね。トリックも実際どうなのかはともかく、有無を言わさず納得させるものがあって、事件としての完成度高めで良いですよねー。放課後の魔術師、今読んでも怪人としては完成度が高くて好きです。傑作。

ファイル5 秘宝島殺人事件

女装が便器でばれる事件、という印象しかないですが、金田一が間欠泉で焼き殺されそうになってたり、意外と色々ある事件です。フライドチキンとか含めて、犯人を示唆するものが多いので、その点はなんかこう、もうちょっと自然にやって欲しかった感じですね。トリックも地味め。

ファイル6 悲恋湖伝説殺人事件

S・K皆殺し事件として金田一少年の事件簿の中でも上位に印象に残る事件ですね。トリックや舞台の仕込み方も含めてかなりツッコミどころ満載なのですが、スプラッタ風味やら、きちがい絵描きのインパクト、美雪のピンチも含めてごった煮になった結果、その辺の無茶苦茶さが思ったよりも気にならないのは流石って感じです。でも、読み返すと結構微妙ですね。

ファイル7 異人館ホテル殺人事件

佐木1号が死ぬ回として印象深いですね。赤ひげのサンタクロース、あんなに目立ってて密売人として大丈夫だったんでしょうか。

赤い部屋で主人公側の仲間が殺害される、というシチュエーションが子どもごころにめちゃくちゃ怖かった記憶があります。今読むと、トリックも含めて、スプラッタ要素薄くてコナンっぽい話ですね。スプーンの持ち方…妙だな…って感じ。

ファイル8 首吊り学園殺人事件

金田一が犯人に完全にミスリードを誘われてしまう回。なんというか、自殺者が出まくっている予備校に通わせる親の心境が全くわからなくて、舞台設定がピンとこない事件のトップであまり好きではないんですよね。トリックとか好きなんですが。女教師が若い子を手籠めにするのもなんだかね。

ファイル9 飛騨からくり屋敷殺人事件

金田一少年の事件簿らしいスプラッタ+クズだらけ+犯行動機+クズ一掃されてさわやかな読後感で読むたびに「なんで忘れてたんだこれ…」となる事件でいいですね。最高。

殺害対象や犯人も含めてあまりもやもやする対象もおらず、最後に隼人くんが解放されるのもすっきり読後感で良いですよね。この辺、すっきり綺麗にまとまっているのも含めて金田一少年の事件簿の中でも上位のナイス事件ですね。

ファイル10 金田一少年の殺人

金田一少年が犯人扱いされる回、というので印象深い回で、なんとなくFILEの最終回ぐらいの印象があるのですが、思ったより中盤ですね。

いつきさんが良い人だなーという印象と、ドアのトリックの印象深さばかりが記憶に残って、案外覚えていないです。全体的に衝動的殺人過ぎるのも、印象に残らない理由かもです。

ファイル11 タロット山荘殺人事件

玲香ちゃんひどい生い立ち判明回。育ての親と実の兄が同時に死ぬのはかわいそうすぎませんかね。まあ、育ての親は結構言い逃れが出来ない程度のクズ野郎なのですが。

クローズドサークルで見立て殺人、というのがホラー風味が強く、初めて読んだときにはタロット怖すぎぃ!となった記憶があります。ネクタイと絞殺がリンクするので、読んでしばらくネクタイをつけると思い出しますね。

ファイル12 蝋人形城殺人事件

蝋人形に化けるトリックが印象的で動機とか忘れがちな事件です。犯人は覚えてるんですけど。結果として、毎度新鮮な気持ちで読めます。謎のドイツ人とか、妙な要素が入ってるのは難。

冷静に考えると狂人だらけだし、読後感的にはなんだったんだこの事件感はあります。明智さんが犯人なわけがないから緊迫感もないしな。

ファイル13 怪盗紳士の殺人

トリックも何もかも忘れがちな事件で、醍醐真紀が怪盗紳士なんよなーということしか覚えられません。醍醐真紀って良い名前ですよね。覚えやすい。

読むたびにすげぇ新鮮に楽しめるので好きです。いつきさんが電話一本でいいように使われるのも好き。さすがに犯人細腕すぎない…?みたいなことは思うものの、総じて結構上位で好きですね。犯人追い詰めすぎなんよな…コイツ…。

ファイル14 墓場島殺人事件

初手で4人爆死から始まるのは金田一少年でもレアケースなので度肝を抜かれますね(一人は生きているのですが)。初手で爆殺ですよ。バトルロワイアルみたい。流行ってた頃の作品なんでしたっけ?

明らかに不審な挙動をしている女子がいるので、どうしたって犯人はわかりやすいのですが、それを加味しても、The金田一少年で満足度の高い事件です。クローズドサークルで全滅ありルールに見える事件なので、恐怖度も高くていいですねー。

ファイル15 魔術列車殺人事件

高遠初登場事件。正直、本編のトリックよりも後日談でのデストラップでの焼死事件の方が印象的で、あんまり詳細覚えてない系の事件ですね。急に高遠饒舌になるのは「どうした?」って感じにいつもなります。

ヘイトを溜めまくっての左近寺さん炎上の流れ綺麗なので、好きですね。あと、やたら美雪の下着が抜き取られるのは昔の漫画だなーって感じですね。どうかと思う。あと、金田一が底なし沼にハマるシーン、結局どうやって助かったのか謎で、あのシーン自体必要あるか感すごい。リスにチョコクッキーあげようとして助からないシーン要るか―?

ファイル16 黒死蝶殺人事件

遠野先輩再登場。小さい子が殺される回がレアなので、印象深いです。舞台設定が金田一少年の中でもキモい方向で振り切ってる事件なので、あんまりです。クソ親父が腕もがれてるのもなんだか中途半端に猟奇でイマイチすね。

犯人も奇怪な行動が目立つし、毒蜘蛛で殺しきれないのとかもなんだかね。ネタにされるのもやむなし。犯人が冴えないビジュアルなのも難。

ファイル17 仏蘭西銀貨殺人事件

精神的双子概念は無茶苦茶だけど好き。これぐらいのトバし設定があった方が面白いよね。良い話風にまとまるのはすげぇ違和感あるけど。この話もクズ勢揃い感がすごいですね。社長も過去に殺人隠蔽、相手陣営も卑怯な手段ばかり、犯人も精神的双子も殺人隠蔽。そういう意味ではThe金田一っぽい事件ではあります。

PC苦手なのはチャームポイントだけど。話の導入も含めて、妙にコメディタッチですよね。

ファイル18 魔神遺跡殺人事件

偶然鐘が落ちてきて死んでしまうおじさんのインパクトとエグさが印象的な回です。いつ読んでも笑う。

異人館村を彷彿とさせる+怪人のビジュアルが完成度高いのもあって恐怖度高いのですが、意外と狂人らしい狂人が出て来ないので、意外と読んでみるとスッと終わってびっくりします。

それはそれとして、記憶喪失で実質無罪放免みたいになってるのは先がないにしてもちょっと…みたいな気持ちになりますね。前の話に引き続きだけど、殺人に理由があればOKみたいな雰囲気はどうかと…。

ファイル19 速水玲香誘拐殺人事件

玲香ちゃんが不憫すぎる3件目の事件でFILEシリーズ最終回。金田一のフィジカルの強さが妙に印象に残ります。気がついたら事件解決してる感じは否めず。毒殺の流れもちょっと無理があるのでは感ありますよね。スムーズに飲みすぎ。

三田村さんとの親子設定は好きだけど、三田村さん流石に平時が薄情すぎるというか、芸能界出てきた時どう思ってたんだよお前…。

まとめ

というわけで、ファイルシリーズの感想でした。やっぱ金字塔な感じのする作品でいいですね。また3~5年後ぐらいに読み返すような気がします。