d曜日の仕様に悩まされることが相応にあったので、d曜日を利用するにあたっての留意点を実例とともに記載しておきます。
①d曜日の仕組み
d払い経由で対象ネットショップで決済した場合にポイントが増えるd曜日の仕組みは概ね以下の通りです。以下の仕組みに、月ごとに特典が付いたり、つかなかったりしますが、最近はあまり付かないですね。
- 【前提】毎月エントリーが必要。
- 【対象の決済】毎週金曜日と土曜日にドコモに決済通知が来た対象ネットショップの決済明細。
- 【特典】対象の決済のうち、1口3000円以上の決済については、d曜日の特典として+2%の期間限定dポイントが付与される。
- 【dポイントを利用した決済の場合】dポイントを利用して決済した場合も、ポイントの対象になる。
楽天のお買い物ラリーと同じような仕組みなのですが、太字の箇所が留意点で、特にAmazonでd曜日特典を付与したい場合、かなりの注意が必要です(こちらについては、後段で解説します)。
②対象のネットショップ
対象ネットショップはd払いが使用できるネットショップで、結構良いところが揃っている印象です。公式のキャンペーンページの一覧を見るのが早いと思いますが、代表的な先を以下にあげておきます。
- Amazon
- メルカリ
- オンワードクローゼット(服飾)
- ナチュラム(アウトドア用品)
- ゼビオ、ヴィクトリアゴルフ、エルブレス(スポーツ用品・アウトドア用品)
- パソコン工房(PC関連機器)
- ふるさとチョイス(ふるさと納税)
Amazonやメルカリである程度全方位に網をかけつつ、Amazonでカバーしづらい服飾はオンワードやユナイテッドアローズなど、有名どころのセレクトショップやブランド公式オンラインストアをそろえており、かなりカバー範囲が広いです。
また、決済金額の大きいふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」が対象になるのも、楽天文化圏を利用しない場合、旨味が大きいところですね。
※但し、一部のサイトを除いて、独自のポイントサービスを行っている場合、d払いで払うとポイントサービスの対象外となるため、独自ポイントの割引率が大きいサイトはあまり利用する意味がなかったりはします。
※2 無印良品が対象サイトに入っているが、買いたいようなものは大体「d払い対象外」だったりするので全然駄目です。
③d曜日の留意点(特にAmazon)
対象の決済が「そのネットショップでの決済」ではなく「ドコモが受領した決済通知」であるため、以下のような事象が発生します。特にAmazonでは仕様上、対象外となることが頻発するので注意が必要。
- ネットショップで金・土曜日に購入したが、ドコモに決済通知が来たのが日曜日なので対象にならない。
- ネットショップ内での決済明細が分割されてしまい、3000円以上購入したにも関わらず、2000円と1000円の決済となってしまい、対象にならない。
特にAmazonでは、Amazonの決済処理上、以下のようになっているので、上記事象が発生しやすいです。
- 購入した商品が配送の手配をされたタイミングで決済通知がドコモに送られる。
⇒土曜日に購入したが、配送の手配が日曜になってしまい、対象にならない。
【対策】金曜日に土曜日着の商品を購入する、配送の設定で土曜日や日曜午前中の配送に変更する - 購入した商品は1配送1明細として決済される。
⇒配送を分けると、Amazon上では3000円以上をまとめて決済したのに、決済明細が分かれてしまって3000円以上にならない。
【対策】まとめて配送を選択する。
というわけで、Amazonでd曜日適用をもくろむ場合、「金曜日」に「まとめて配送」をする、ということを念頭に置いて買い物をしたほうが良いです。
特に、少額の買い物の積み重ねで3000円オーバーを狙う場合、「まとめて配送」を選択しないと悲しいことになることが多いので、注意した方が良いですね。まあ、大した金額ではないのですが…。