teke teke my life 生活編

てけてけマイライフ本館。どちらかというと、ライフハックっぽい話を書く場所

ロゴスのハンゴウは簡単に上手に飯盒炊爨できる良品でした

PICA八ヶ岳明野に行った際の子どもとのイベントとして、飯盒炊爨をしました。

いろんな商品を検討しましたが、ロゴスの兵式ハンゴウを選び、結果として、全く問題なく美味しいご飯が生成出来たので、飯盒の選び方とレビューとレポートしておきます。

最近はメスティンが流行っているようなのですが、ファミリーで米を炊く場合、どう考えても一合では足りないです。

よって、昔ながらのハンゴウを使うか、ライスクッカー系の製品を買うかになりますが、飯盒で4合まではカバーできるので、大抵のニーズには対応できると思います。

飯ごうの選択肢と選び方

メーカーはキャプテンスタッグかロゴスかオオイ金属か

価格は概ね2段階

Amazonなどでの購入を念頭に置く場合、ハンゴウのメーカーは3社ぐらいにそもそも絞られます。

価格はキャプテンスタッグが1400円ぐらい、ロゴスが2000円ぐらい、オオイ金属が1800円ぐらいです。

安いキャプテンスタッグの飯盒は中国製

キャプテンスタッグは元々同じオオイ金属がOEMしていた商品を販売していたようですが、中国製の別製品にいつのまにか切り替わり、価格も下げた、という流れのようです。

1000円程度の中国製ハンゴウはイマイチ、という記事もなくはなかったですし、何回も使う&炊飯の結果に直結する道具であることを考えると、国産の方が無難に思えます。

ロゴスとオオイ金属は同等の国産品

調べてみると、ロゴスの兵式ハンゴウはオオイ金属がOEMなので、実質同等品で国産品。

価格差も実額ベースで1000円程度ですし、ロゴスかオオイ金属の製品を選んだ方が後悔は無さそうです。

運搬時のことを考えると箱付きのロゴスの飯盒かなー

オオイ金属の方が安いのですが、見た感じ、オオイ金属の方は外箱がついていない懸念があったため、僕はロゴスの兵式ハンゴウをチョイスしました。

調理器具はなんだかんだ、箱があった方が持ち運びが楽ですし、最近のAmazonを考えると、箱がある製品の方が失敗が無さそうです。

ロゴスのハンゴウのバリエーション

商品バリエーションが3種類もある

ロゴスのハンゴウにする、と決めた場合にも、微妙にロゴスのハンゴウにはバリエーションがあったりします。

通常の兵式ハンゴウ、蓋にハンドルが付いていて蓋をフライパンとしても使えるハンドル付ハンゴウ、形と容量の異なる丸型ハンゴウです。

兵式ハンゴウでいいんじゃないかな

ハンゴウらしいハンゴウを、という意味では兵式ハンゴウの方がそれらしいですし、5合炊きが必要になる機会は限定的なので、基本的には兵式ハンゴウで良いと思います。

フライパンとして使うことはないかな…

また、ハンドルをフライパンにする必要が生じるケースはかなりレアで、むしろ熱されたハンドルが炊飯の邪魔になる可能性の方が高いので、通常の兵式ハンゴウで良いかな、という印象です。

(愛用しているI-WANOのホットサンドメーカーFTもフライパンとしても使える!と謳われていますが、あれだけフライパンとして使えそうな形状であっても、実際にフライパンとして使う機会がどれほどあるかというと…という感じですし、兵式ハンゴウの蓋をフライパンとして使うことはまずない気がします)

実際の炊爨と結果

2泊3日の行程で、2回炊爨しました。1回は焚き火で、2回目は雨で焚き火ができなかったのでガスコンロでの実施でしたが、ほぼ結果は同じで非常に美味しく炊けました。

尚、少なくともロゴスのハンゴウでは特に事前にとぎ汁を沸騰させるとか、そういった面倒な準備は不要で、買ってきたまま使って問題ありませんでした。

炊爨の過程

あまり厳密にやらなくてもうまくいく

炊爨のプロセスは以下の通りです。火加減はあんまり厳密にやらなくても、大体で問題なさそうな気がします。

  1. 米を研いで浸水させる(30分~1時間ぐらい)
  2. 弱~中火で沸騰させる(沸騰すると吹きこぼれが少し出てくる)
  3. 強火でしばらく炊く
  4. 吹きこぼれが落ち着いてきたら弱~中火に戻す
  5. チリチリという音が鳴ってきたタイミングで火から離して天地をひっくり返す
  6. 15分ほど蒸らす。

この工程で言うと、基本的に5の音が鳴ってきたタイミングというのが極めて微妙です。

吹きこぼれが出なくなったあとしばらくよく観察している必要があります。

(極論、開けて中の状態をチェックしても問題ありません)

炊爨の結果

普通に炊けて、普通に美味い

上記のプロセスをしっかり踏むと、基本的に焦げ付かずに上手く炊きあがります。

2回やって2回成功したので、ロゴスのハンゴウの性能であれば、初心者でもあまり高難易度にならず、普通に炊けるのではないかな、と思います。

メンテナンスも容易

吹きこぼれも少ないので、そのあとのメンテナンスも比較的容易ですね。

2回炊飯をしっかり行ったあとでも、底の一部に塗装の剥げが少し見られるくらいで、少し洗うだけでほぼ新品状態と不変です。非常に良い商品ですね。

まとめ

まとめると、こんな感じでしょうか。ロゴスのハンゴウは買って良かった!と率直に思った商品だったので、迷っているようであれば、おすすめです。

  • ファミリーなら1合炊きのメスティンではなく、4合炊きのハンゴウ
  • 国産で安定品質はロゴスかオオイ金属のハンゴウ。ハンドルなしタイプがおすすめ
  • 説明書通りに炊爨すれば焦げ付きなしで美味しいコメが炊ける
  • 焦げ付きなしなら、後片付けも非常に楽なロゴスのハンゴウはかなりおすすめ