teke teke my life 生活編

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アウトドアグッズ関連ECサイトの特徴・優位点やおすすめECのまとめ(Amazon、ナチュラムなど)

最近、行楽・アウトドア用品(というかキャンプ用品)を物色しており、色々とECサイトを見ている中で、なんとなく良し悪しがわかってきたので、記録しておきます。

キャンプ系のアウトドア、何が面白いんだ?と思っていましたが、やっぱり道具をそろえて屋外で遊ぶ、というだけで楽しいものですね。

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まとめるとこんな感じ。あくまで、個人の感想です。

①もはや定番の「Amazon」

定番の最有力候補

定番のAmazonからですね。基本的には、Amazonは最安値を狙いにくるので、Amazonが基準になります。Amazonで売っておらず、他社ECで売っているもの、というのもあまりないので、アウトドア用品購入の最有力候補になります。

Amazonのメリットは、返品が自由にできる点であり、極論、実物を見てからでも返品できる、という点がメリットですね。ほかのECでは大抵自己都合の返品には費用がかかりますが、Amazonなら割と返品は自由に出来ます。

不良品が届くケースが多いので、検品必須

反面、アウトドア用品については不良品っぽいものが届くケースが多いので、初回検品は必須です。安いのは良いのですが、コールマンの商品とか、だいたいどこか汚れていたり、不具合があります。

返品されてきたが、軽微な汚れのものなどがそのまま再出荷されているのではないか、という気すらするレベルで不良品が届きます…。
一度返品すればまともなものが届くので、B級品をみんなで押し付け合っているのではないか、という気持ちになれます。

限定カラーも豊富で良いです

あと、アウトドア用品で言うと、コールマンの商品などで、Amazon限定の落ち着いたオリーブカラーのものが用意されているのはGoodですね。通常品より高いので買わないですが。

模倣製品が売っているのは良いのか悪いのか…

また、Moon Lenceなどの中国製の模倣製品を購入できるというのは良くも悪くもポイントです(そのせいで、ある意味検索性が悪い)。

Moon Lenceなどと中国系模倣製品メーカーと他社のPB系の国内企業系模倣製品と、どちらが良いかはなんとも言えないところですが、いずれも、オリジナルの製品と比べると、安い分品質も少し劣る感じです。

とはいえ、足元で使用頻度がそこまででもないアイテムを買う場合は、割安の商品を買うのも悪くはないかとは思います。  

火吹き棒やバトニング用のナイフのラインナップはAmazonが豊富です

なお、Amazonでないとラインナップが少なくて購入しづらい商品としては、火吹き棒、刃物類(モーラナイフなど)があります。

火吹き棒は他のECだと非常に高い製品か、キャプテンスタッグのものぐらいしかなかったりしますし、刃物類で言うと、定番品のように言われているモーラナイフの取り扱いがなかったりします。

取り扱いが少な目の商品については、Amazonで選ぶのが安定っぽい雰囲気がしますね。 

②アウトドア系EC大手の「ナチュラム」

アウトドア特化ECの大手で安くて商品が豊富

これまであまり認識がなかったのですが、ハイランダー・テントファクトリーなどPB?商品の取り扱いもあり、アウトドアに強烈に強いECサイトがナチュラムです。
(東証一部上場のスクロールの傘下で、アウトドア系ブログの運営もおこなっていますね)。

アウトドア用品とフィッシング用品の専門店 【アウトドア&スポーツ ナチュラム 】

Amazonよりも安いケースも多いです

価格もAmazonと同等~安い商品が多い上、各種ポイントの付与率が高いという点で、価格的にはかなり競争力があります。
7の付く日にポイントサイト経由で買うと、Amazonよりポイント込で多くの商品が安くなります。

送料無料が6500円からなので、若干ハードルがあるのが難ですが、取り扱う商品がこなれているので、かなり使えます。

ハイランダー・テントファクトリー製品は特に安く購入できます

また、セット商品やハイランダー・テントファクトリー商品については、セール時に劇的に安いケースもあるので、欲しい商品があるのであれば、ナチュラムで定点観測して安くなったタイミングで買う、というのも選択肢としてあるかと思います。

(上記の商品、Amazonでの販売主体がナチュラムなので、Amazonより自前のECサイトであるナチュラムで買った方が安いんですよね…)

ハイランダー・テントファクトリーは模倣デザインの商品が多いのですが、Amazonのよくわからない中国企業製品と比べると、品質の検証がされているものが多い分、購入しやすいですね。
(MoonLenceぐらい検証が済んでいるメーカーであれば、どっこいどっこいだと思いますが)。

ハイランダーの製品は枻出版社のキャンプ入門本や、アウトドア系のムックなどでよく紹介されているレベルですし、僕もテントファクトリーのものをいくつか購入してみましたが、価格相応の品質はありました。

teketekemylife.com

③配送が早い「ヨドバシドットコム」

ヨドバシ.com - ヨドバシカメラの公式通販サイト【全品無料配達】 (yodobashi.com)

配送が早くて定番メーカー中心なので商品が選びやすい

Amazonよりも利便性が高いと評判のヨドバシドットコムです。

ヨドバシの品ぞろえ+石井スポーツの品ぞろえなので、一般的なブランド商品のラインナップ的にはAmazonに引けをとりません。
とはいえ、どうしても欠品やお取り寄せが多かったりするので、一般的な消耗品等を購入する場合と違って優位性は低めにはなりますね。

ただ、相変わらずヨドバシエクストリーム便の威力は強いのと、Amazonのように品質が怪しい商品はほとんど出てこない点で、便利です。

2日後のお出かけのために買いたい!となった場合には、Amazonよりも確実性が高いので、ヨドバシで頼む、というのはアリでしょう。

日用品ゾーンの商品は劇的に安い

また、キャンプ用品よりのアウトドア製品はAmazonとどっこいどっこいですが、日用品よりの製品はヨドバシドットコムの方がまとめ買いなどの制限もなく、安いことは多いです。

アウトドア用品以外をアウトドアに転用する場合などは、ヨドバシドットコムと比較してから買った方が安く調達できるかもしれませんね。

④服飾品が中心の「ゼビオエルブレスオンラインストア」

アウトドア用品【L-Breath】

あまり使い勝手は良くないかも…

スポーツ用品店ゼビオ系列のアウトドアショップL-Breathのオンラインストアですが、結構「品ぞろえが弱く、価格もさほど安くない」という印象で、イマイチ使い勝手がよくありません。
(一部、在庫品なのかAmazonよりも安い商品もなくはないのですが…)

どちらかというと、コロンビアやノースフェイスなどの服や靴を買うためのストアかな、という印象ですね。服飾品のセール商品は結構安いので、掘り出し物が見つかるかもしれません。

PBブランドのwhole earthもなんともです

尚、PBブランドのwhole earthもブランドの正体がよくわからない感じで買いづらいです(壊れた報告や、ステンレス製の表示だけど実はスチール製といった事象も発生しており、あまり信頼度は高くありません)。

観測範囲内では、オンワード樫山の中価格帯ブランドのジョゼフアブードのアウトドアライン製品の製造元がwhole earthだったりしますし、最近は雑誌などでも取り上げられていたりするので、品質や背景に問題のある変な会社というわけではないのだとは思いますが…。

JOSEPH ABBOUD | MOUNTAIN_2020aw

⑤商品が厳選されていて検索性の高い「ヒマラヤオンラインストア」

特集記事が見やすくて使いやすいです

同じく、スポーツ用品専門店のヒマラヤのECですね。

ゼビオエルブレスと比較するとかなりこなれており、特集サイトの作りなども含めて相当やる気がある仕様になっています。PBっぽいビジョンピークスの製品も悪くなさそうです。

(実質的には、whole earthと同じなのですが、口コミや情報開示が多い分、買いやすいですね)

特集サイトが充実しているのと、出自が不明瞭な製品を取り扱っていないので、調べるとわけのわからない商品がたくさん出てくるAmazonと比較すると、かなりわかりやすいですね。

目的の商品が明確になく、ブラウジングでウインドウショッピングするのであれば、Amazonよりもヒマラヤオンラインストアの方が指針になりそうです。

スポーツ用品ならHIMARAYA | ヒマラヤオンラインストア【公式】 

⑥PBが魅力の「ワイルドワンオンラインストア」

PBなのでテンマクデザインを買おうとするとWILD-1オンラインストア1択

ワイルドワンオンラインストアは、ワイルドワンのPBブランドテンマクデザインの商品が購入できるという点が魅力的です。

テンマクデザインの商品は結構評判が良いですしね。実店舗系は、取り扱いのPBブランドを買いたいかどうか、みたいなところが多分にあるかもしれません。

WILD-1 オンラインストア

ワイルドワンを経営している一部上場企業のカンセキは、もともとホームセンターがメインだったようなのですが、アウトドアブームの高まりとテンマクデザインの成功に伴って、だんだん独自のポジションに来ましたね。

日本だと、あまりアウトドア中心の会社で上場している企業が多くない(スノーピークぐらい?)ので、新しいアウトドア系総合企業と思うと、ちょっとワクワクしますねー。  

⑦その他(ブランド公式とか)

ブランド公式は限定製品を買いに行くのでなければあまり用はないかも

公式ブランドのオンラインショップもありますが、当然小売り店に配慮しながらセールをするので、あまり劇的に安い、ということもない感じです。

コールマンオンラインショップ|キャンプ用品・アウトドアならコールマン (coleman.co.jp)

ただ、最新製品やコラボ商品など、数量が限定されるものを買いに行くときは、公式をに行くのが良さそうですね。

モンベル製品はモンベル公式で。ヘリノックスチェアを買う先としても安心感あり

あと、モンベル製品はやはりモンベルのオンラインショップが最も品ぞろえが良い上、たぶんモンベルの会員だとポイント加味すると安いので、横目でチェックしておいた方が良いかもしれないです。

モンベル | オンラインショップ (montbell.jp)

キッズ系とかはモンベルは結構安いし、テント・シュラフなどはモンベルのコスパはかなり良さそうですね。

また、ヘリノックスの代理店なので、お高いヘリノックスのチェアを買うならモンベルで買った方が、保証的には安心かもしれないですねー。(結局、モンベルに持ち込むのでどこで買っても扱いは変わらない気もしますが)

尚、モンベルはオンラインからアウトレット商品の在庫も確認できます。至れり尽くせりですね。好きですよ、モンベル。

⑧まとめ

以下のような感じで考えておけばよいのではないかと思います。

  • アウトドア用品(というかキャンプ用品)は基本的にAmazonで十分だが、ナチュラムで安く手に入らないか横目で見るとよい。
  • 確実に翌日に入手したいならヨドバシドットコム。
  • ヒマラヤオンラインは優良ブランドが綺麗に整理されているので、検索性が高く、使いやすい。
  • モンベル製品は公式オンラインショップで買うのが良さそう。

もちろん、実店舗に行かないとサイズ感などは厳密にはわからないのですが、チェアがあればそれ基準で大まかな想像も出来るので、思ったよりもEC主体の買い物で想像よりも大きかった…みたいなことは起きづらいです。

これだけECが充実していると、テントなどの本当の大物以外で実店舗に行く必要性はあまりないかもしれないですねー。