teke teke my life 生活編

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三菱電機のコードレス掃除機ZUBAQ(HC-JD2B)に買い替えた(大満足だった)

東芝のトルネオくんを使っていたのですが、そろそろ7年ぐらい使っており、更新時期かなーということで、三菱電機のコードレス掃除機ZUBAQシリーズのHC-JD2Bに買い替えました。
尚、購入したのは2022年モデルで、2023年モデルのHC-JD3Bの前年モデルです。ちょうどモデルチェンジ時期だったので量販店の保証付で51000円ぐらいで購入出来ました。良い買い物をしたぜ…。

ZUBAQの特徴

充電台と一体になったときに目立たないデザイン

商品画像を見るとわかるのですが、他の会社の掃除機と比較しても明らかに目立たないようなデザインになっています。パッと見た感じでは、掃除機というよりは空気清浄機系のデザインですね。

このデザインのせいで若干犠牲になっている性能などもありそうな感じはしますが、掃除機はどうしてもリビングに置かないと使いづらいので、自然に置きやすいデザインは非常に良いです。
例えばダイソンなんかはどうしても目立つので、ダイソンが置いてあって違和感のないインテリアを構築しないといけないんですよねー。

毛の絡みに対しての執拗な対策

我が家のように女性が多い家庭では掃除機のヘッド部分への毛の絡みが問題になりますが、ZUBAQは台座に戻すたびに自動で毛を除去する「らくリーニング機能」が搭載されており、毛が絡まりきる前に除去できます。

また、ヘッド部分のローラーを引き抜くと絡んだ毛が取れる「毛がらみ除去機能」により、ヘッドに残ってしまった毛を取り除きやすくしており、ヘッドに毛が残らないように徹底しています。

他社がどちらかというとヘッドの素材や形状などに工夫して毛の絡みを抑えているところ、メンテナンス側から毛の絡みの解消を試みているのはアプローチの仕方としては好きですね。
(結局、絡まなくするとカーペットの毛などが取りづらくなるらしいですし)

他、サイクロンコードレス掃除機系のベーシックな機能は完備、バッテリーも十分

その他、サイクロンコードレス掃除機に搭載されているベーシックな機能(例えば、丸洗い可能、小型掃除機としても利用可能など)はだいたいそろっています。

また、稼働時間も通常運転で40分、強運転で10分程度稼働可能です。フローリングは通常運転で十分吸えますし、稼働時間は十分ありますね。

実際に導入した感想

デザインはめちゃくちゃよい

一番の特徴のデザインですが、これは手放しでほめてよいデザインですね。
リビングで悪目立ちする感じもなく、すっと取って使えます。丸みを帯びているのも柔らかい印象で良いですし、色合いも無難です。

正直、掃除機で一番困っていたのは「置き場所」だったので、それに対する明確な回答をデザインで示してくれているのは非常に良いです。これだけで120点。
充電もしてくれるし、この台座はめちゃめちゃよいですね。

掃除機としての性能

掃除機としての性能は全く問題なく、ヘッドの操作も用意で、狭い隙間にも必要十分に入ります。
吸引力は強いほうですし、カーペットの上では自動的に強運転モードになるのも非常に良いです。

少し重量はありますが、手元に重量が集中する構造なので、重い感じはあんまりないですね。
使い始めも手元に倒せば台座から取れるので、重さを感じるタイミングはほとんどありません。

尚、コードレス掃除機には手元に重量があるタイプとヘッド側に重量があるタイプがありますが、個人的には手元に重量があるタイプのほうが操縦性が高く、重さを感じづらいように思います。

ダストカップは小さめで少し使いづらさはある

ダストカップが小さめなのと、①ダストカップを外すのにボタンを押して本体から外す→②ダストカップをひねって開けてごみを捨てる の2操作が必要で、ダストカップ周りの動線はちょっと使いづらさを感じます。

まあ、どの掃除機でもダストカップを取り外して捨てる動線はそんなに良くはないので、慣れですかねー。

セットのホース類はあんま使わんね

HC-JD2B(HC-JD3B)はセットで各種特殊ヘッドが付いているのですが、例にもれずそんなに使いません。いや、使うときもあるのですが、しまう場所に苦慮するほうがメインですね。

ぼくは今回HC-JD2Bがセットが付いていないHC-JM2Bとほぼ同価格だったのでフルセットで買いましたが、セットが付いていないHC-JM2B(HC-JM3B)でも十分な気はします。

他社製品との比較

ダイソンとの比較

ダイソンと比較すると、ダイソンはクッソ主張するデザインなのに対して、三菱電機ZUBAQは隠れるデザインなので、明確にターゲットとしているニーズが違いますね。

上位機の吸引力は強いらしいので、ダイソンのデザインが許容できる家で、7万8万投下できるのであれば、ダイソンを買えばよいのではないかなーと思います。
(量販店の方の説明によると、ダイソンは上位機種はよいが、下位機種は吸引力はあんまり国内メーカーと変わらないわりに取り回しが悪いのでおすすめしないとのこと。真偽不明ですが)

Panasonicとの比較

Panasonicのコードレス掃除機は台座付きなのもあり、最も比較対象になりやすいです。Panasonicは白のプレーンなデザインと、都度のダストカップ掃除が必要ない点が優位点です。

からまないブラシは本当に絡みづらい代わりにカーペットでの吸引力が若干劣るらしいです。自宅の抜け毛の量やカーペットの面積、カーペットの素材を加味して選ぶとよさそうです。

尚、Panasonicはダストカップの掃除がいらない代わりに台座側の紙パックを交換する必要があるので、ランニングコストはかかります。

デザインも含めて、子どものいる家庭というよりは、モノの少ないDinksだったり、子どもが独り立ちした後の定年後の家庭などで導入するタイプの掃除機かなーという印象がありますね。
片付いているうちの両親の家とかにはZUBAQよりも明らかにPanasonicのスティック型掃除機のほうが似合いますしねー。ご家庭によっては全然第一候補になると思います。

その他他社の掃除機

他、東芝・日立・シャープ・sharkなどのメーカーがありますが、掃除機としての機能としてはどの会社もそうは変わらないので、ZUBAQの特徴のデザインや毛がらみ対策が不要であれば、それらのメーカー製品を選んでも良いかと思います。
逆に、台座まで含めた一体感のあるデザインが欲しい場合、他社掃除機にはあまりめぼしい機種はないので、三菱電機やPanasonicが第一候補になります。

尚、とにかく軽い掃除機、という方向性は三菱電機のラインアップには存在しないので、軽いものが良ければそちらになりますね。

なお、マキタなどの1万円台の掃除機も悪くはないのですが、掃除機のヘッド機能が弱いのと、デザインがあまりにも業務感がするので、家庭ではどうかなー…と思います。
特にラグを敷いている場合はヘッド機能が弱いとしんどいです。フローリングだけならいいんすけどね。
サンプル数は少ないものの、買ってしばらくして「価格相応だからいいけど、ちょっと失敗したなぁ」みたいな反応はちょくちょく聴こえてきます。

全体

というわけで、ZUBAQ買った感想でした。

いや、これはかなり良い商品ですね。コードレス掃除機の最大の悩みである「置き場所」に明確な回答があるのが非常に強いですわ。
吸引力や毛がらみ対策も含めて、我が家には最適なソリューションでした。