(注:最初から最後まで、金銭的に初期投資が困難であるケースを除くという前提で書いています)
洗濯機についての話題で、よくドラム式ではなくて縦型洗濯機の方が良いよね!といったような話になることがあります。それぞれの家庭の事情によると思いますし、購入した洗濯機の年代にもよる話ではありますので、それぞれの意見がそれぞれ正しいのだとは思います。
ただ、ガス式乾燥機を別で取り付けられる場合はわかりませんが、カネと場所が許すのであれば、Panasonicの最新のドラム式洗濯乾燥機の最高機種を買うのが最適解であるとPanasonicNA-VX900ユーザーとしては思いますので、最新のドラム式洗濯乾燥機の魅力と、雑感を書いておきます。
基本的に、新しい家電は積極的に取り入れているのですが、「食器洗い乾燥機」「ドラム式洗濯乾燥機」はQOL向上の2大家電ですねー。ロボット掃除機はなんだかんだ有効に使うのに準備が必要なので、どのご家庭にもフィットするわけではなく、その次点になりますね。
- ①Panasonicドラム式洗濯乾燥機NA-VX900の使用感
- ②世間の評判以上に、最新のドラム式洗濯乾燥機の完成度は高くて、QOLの向上につながると思います
- ④縦型洗濯機+ガス式乾燥機との比較はよくわからないですけど…
①Panasonicドラム式洗濯乾燥機NA-VX900の使用感
うちで使っているのは、現行のPanasonicの2019年の最高グレードのドラム式洗濯乾燥機 NA-VX900ALで、買ってから1年あまりたつけれど、正直、「ドラム式洗濯乾燥機最高!」という感想しかないです。以下、良いと感じる点を記載しておきます。
汚れ落ちで不満はなし。
子どもはそこそこ汚れをつけてくるけれど、汚れが落ちないなーと感じたことはないです。また、白いタオルが黒ずむとか、そういうことも起きていません。旧型と新型の比較になりますが、以前使っていた日立の縦型洗濯機のビートウォッシュ(2013年製容量8kg)よりも洗いあがりは良い印象です。
泥汚れのレベルとして、雨の日のゴルフでぬかるみに入ったりしてぐしょぐしょになったゴルフのパンツなども洗いましたが、汚れたなーと思うような印象はないので、よほどどうしようもない汚れ以外は落ちるのではないかな、と思います。
下の子がよく食べこぼしますが、子どもの食べこぼし系のシミも、気になるレベルで残っていることはほとんどないですね。
乾燥機としての機能も全く問題ない
乾燥機としての性能も非常によくて、縦型によくあった無茶苦茶に絡まった状態で出てくる、ということもなく、乾燥されて出てきます。
乾燥フィルターの掃除もめちゃくちゃ楽で、ステンレスの網をなでるだけ。
やっぱり乾燥機能が常時利用できるレベルで使えるというのは極めて大きくて、アイロンがけが必要とか、乾燥にかけられない服を除けば、従来の「洗濯機に放り込む→出して外に干す→洗濯ものを取り込む→ハンガーから外す→畳む」が「洗濯乾燥機に放り込む→出す→畳む」に変わるのは家事の削減効果の中でも相当インパクトがありますねー。
在宅勤務をしている中でも、洗濯乾燥機で全自動でやる分には忙しくても対応できますしね。洗濯物が圧倒的に溜まりづらいです。
タオルやフリースなどは「タオル専用コース」で適切に乾燥がかけられます。ただ干すよりも乾燥させたほうがふわふわで、良い状態で出てくるのも良いですね。夜に使ったバスタオルなどを放り込んで朝終了で予約して寝る、というのが習慣になると、非常に楽です。
ただ、当然のことながら、推奨の6㎏超を乾燥にかけると、乾ききらないケースはあるので、分量はちゃんと抑えめに入れた方が良いですね。(乾かない!というレビューは使い方がおかしいのだと思いますよ…)
ドラム式は清潔に使える
縦型と比べると、手を突っ込まなくても洗濯ものが取れる、という点は、実際に使い始めてみると、効率性を実感するところです。
じっとりした洗濯物を頑張って手を突っ込んで取るのとか、縦型の排水フィルターを取るのに手を突っ込むのとか、めちゃくちゃ不快だったし、なんでやってたんだろうなーという感じですね。
排水フィルターも形状が工夫されていて、不快感が少ないです。幼児がいると米粒が詰まるので、清掃しやすいのはマジでありがたいです。
しょっちゅう乾燥機能を使って槽内を乾燥させるのもあって、(実際にどうかは知らんけど)体感の清潔感は圧倒的にドラム式が上という印象ですね。
洗濯槽洗浄機能もあり、定期的に実施すると、汚れや流れ切っていなかったクズ汚れなどが出てきます。その手のメンテナンス機能も充実しているのも良いですね。
これは間違いなくカビだらけではないな…と信頼できる状態で維持できることほど、精神衛生上良いことはないでしょう。
洗剤の自動投入機能も本当に便利。
洗剤の自動投入機能も素晴らしくて、押せば洗濯できる、というのは、思った以上に快適です。詰替えパックから直接投入できるし、少なくなれば通知が画面に表示されるので、入れ忘れることもないです。
高機能洗剤として、ワンプッシュ型やジェルボール型など、投入時の負荷軽減に付加価値をつけている洗剤は最近多いですが、それを利用するより、自動投入機能を搭載した方が早いです。
(まあ、自動投入機能、長年使うことで不具合が生じそうな機構ではありますが…どうなんですかね。まあ、今便利なので良いですが)
液晶タッチパネルの操作性がとても良い!
それとナノイーXだけで数万円違うと思うと少し考えるところなのですが、多機能なだけあって、液晶画面の方が使いやすいと思います。よって、VX900の方が個人的にはおすすめですね。正直、液晶画面じゃないボタン操作で、この多機能を使いこなせる気がしないです。
②世間の評判以上に、最新のドラム式洗濯乾燥機の完成度は高くて、QOLの向上につながると思います
洗濯乾燥機の時短効果は非常に高い
干すのと、取り込んでハンガーから外すのは、そうは言っても一回当たり15分以上はゆうにかかりますので、それを毎日やったとすると、年間で90時間以上になります(30分かかると仮定すれば、180時間です)。
その時間は「縦型のほうが多少汚れ落ちが良いかもしれない」と比較可能な時間なのか、というと、そんなことないんですよねー。しかも、たぶん現行機種だとほとんど汚れ落ちに差はありません。
毎日やる洗濯なら、洗濯ものを入れて乾燥までボタン一つで終わった方が良くないですか?という話ですね。
価格は高くても、許容できるレベルの時短効果が感じられます
とはいえ、ドラム式洗濯乾燥機はなんだかんだ言っても最高機種だと30万円ぐらいしますので、縦型の高級機種と比べても3倍近く、価格で言えば20万円近く違うことを考えると、安い縦型の方に惹かれて「縦型で納得する理由」を探すのもわからなくはないです。
ただ、お金を出せるなら、出した方が良い差だと思いますね。高級炊飯器とか、有機ELテレビとか、そういう方向の「わかるかわからない差」では決してないですよ。
(自動車で例えると、三菱ミニカやスズキアルト、ダイハツミラあたりの営業車用軽自動車と普通HV車ぐらいの差のイメージです。置く場所あるなら、高速道路で100キロ出すのにすら苦労する軽自動車より、アクアやプリウスぐらいのトータル性能あった方が良くないですか?(アクアやプリウスが自動車として良いか、は兎も角として))
少なくとも現行のPanasonicのドラム式洗濯乾燥機の最新機種は、ありとあらゆる洗濯によるストレスから解放してくれる魔法の道具なので、買い替える機会があるなら金を厭わずにすぐに買った方がいいと思いますね。
公式のPR漫画のキャラクターに感情移入できるぐらい素晴らしい家電です
↓はPanasonicの広告漫画、わかりみが深いです(奥さんがかわいくて良いですね)。広告漫画だが、全般的に誇大広告ではない良作だと思います。スマホ操作はあまりメリット感じないですが、気になる人には便利なんだと思います。
基本的に、新しい家電は積極的に取り入れているのですが、「食器洗い乾燥機」「ドラム式洗濯乾燥機」はQOL向上の2大家電ですねー。ロボット掃除機はなんだかんだ有効に使うのに準備が必要なので、どのご家庭にもフィットするわけではなく、その次点になりますね。
④縦型洗濯機+ガス式乾燥機との比較はよくわからないですけど…
ほか、縦型洗濯機+ガス式乾燥機の組み合わせが最強というのは良く聞く話ではあるのですが、それについては体感したことないのでドラム式洗濯乾燥機とどっちが良いか、というのはよくわからないです。
ただ、ドラム式洗濯乾燥機で特に不自由がない以上、わざわざ洗濯槽から乾燥機への入れ替えを要する機械を使う必要があるのか?という疑問はあります。その点考えると、乾燥機能はより優れているのかもしれませんが、ドラム式洗濯乾燥機の方が、ノンストレスである可能性は高いなーと想像しています。
(使ったことないので、あくまで想像。そう思える程度には、最新のドラム式洗濯乾燥機は出来が良いということです。)
VX900とガス型の両方を生活で毎日利用したうえで、ガス型が良い!と言っているひとは多分そんなにいないと思いますよ(VX900を買ってしまえばわざわざガス型に乗り換える必要性がないし、ガス型が良いと思う人はVX900を買う必要がないので…)