teke teke my life 生活編

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低温調理器BONIQ2.0(葉山社中)を2年ぐらい使った感触の記録とレビュー

低温調理器のBONIQ2.0を購入してから2年ぐらい経ちました。なんだかんだ継続して使い続けてはいるので、この辺で記録をしておきます。

結局のところ低音調理器自体は、単純な仕組みで下と水を循環させる機能が備わっていれば、何でも良いです。

よって高めの価格帯のものを買う必要もないとは思いますが、BONIQ2.0は質感的には非常に良いので、まあ悪くないかなとは思います。

そもそも低温調理器ってどうなのか

低温調理器の良いところ

確実に最低限の火を通せる

低温調理だからこそ出来る調理法も色々あるのですが、使っていて効果実感が大きいのは、肉に事前に火を通しておける点ですね。

厚めのお肉はフライパンで焼くだけだと、どうしても火が通りにくいです。
その点、低温調理器を使うことで、事前に中まで最低限火を通した上で、香ばしさを付与するための焼き工程に入れます。
これはめちゃ便利です。

具体的には、ステーキや揚げ物などですかね。
あらかじめお腹を壊さない程度に火を入れておけば、後は良い感じに焦げ目など、外側の調理さえすればいいだけです。

時短になる上、生焼けの心配ゼロです。最高ー!!!

うまい蒸し鶏(サラダチキン)を無限に製造できる

サラダチキン的なものを無限に作れるのも、良いところですね。
意識的にたんぱく質を取りたい場合には鶏むね肉が手っ取り早く安いですが、サラダチキンは高いし、ゆでた鶏はパサパサでしんどいです。
そこからすると、低温調理器で調理したむね肉は、ローコストな反面、パサつきない状態なので、非常に良いですね。何をかけて食べてもうまい。
成城石井のなんでもいける胡麻ドレッシングとかいいすよ。

鶏胸肉さえ買ってくれば何らかの袋に入れて時間が経つだけでそこそこの蒸し鶏が完成するので、非常に重宝しますね。

低温調理器に期待しすぎてたところ

手の込んだ料理をしない場合はやっぱそんな使わない

低音調理器で最初はいろいろな料理をするかと思っていましたが、もともとそんなに凝った料理をしない家では、低温調理器を導入したところで圧力鍋と同じような運命をたどる事は自明でした。

あんま手の込んだ料理には使わないですわ。

実際のところ、肉の下処理と蒸し鶏製造時以外ほとんど使っていません。魚とかでも使えるんだけどなぁ…。

半熟卵や煮卵も、「よーし定期的につくるぞー」と思いつつも、結局作ってないですね。

BONIQについて

BONIQ2.0の使いづらいところ

水深のある鍋を用意するハードルが…

さほど困難は感じていないのですが、使用時に使う容器(鍋になると思いますが)に一定の高さが必要である点には苦労しています。

たぶん他の低温調理器もそうだと思うのですが、ヒーター部分が完全に水の中に入りきらないと、エラーを吐いて止まるんですよね、BONIQ。

なので、一定以上の水深が確保できる容器を使わないといけないのですが、思ったよりも深さが必要なので、結構用意するのが難しいです。
対応している鍋、一人暮らしや二人暮らしカップル家庭にはないんじゃないかな…。

以下が必要な深さを満たした専用鍋なので、参考にしてください。

尚、最初にエラーを吐かない水量で設定しても、長時間稼働させて蒸発していくと、エラーが出て止まったりします。
アルミホイルで蓋をするなどで対応できますが、結構ストレスです。

スマホとの連携機能は死んでる

また、BONIQ2,0にはスマホとの連携機能がついていますが、エラー吐きまくりでイマイチなので、実態のところ使えたものではありません。

正直、スマホとの連携をするよりは、直接触ったほうが早いかなと言うところです。

加えて、本体の操作性自体があまり良くはなかったりします。この点、他の機種を選ぶ理由になるかとは思いますね…。

でもまあ、悪くない機種ではある

上記のようないくつかのイマイチな点は感じるのですが、低温調理器自体、やる気が怪しいメーカー以外だとあんまり選択肢が多くはないです。

その点、割とサポートも含めて葉山社中はやる気があるので、低温調理器選ぶならBONIQでもいいかなーとは思わなくもないです。

よく比較されるANOVAも22000円ぐらいしますしねー。

アイリスオーヤマとかサンコーとかだとちょっと安いのですが、流行りのものをとりあえず出すメーカー群なので、若干不安になる部分はあります。
熱源を発生させるものなので、出来ればあまり定評のないものは使いたくないところ、というのがつらいところですね。
アイリスオーヤマなら変なことは起きなさそうですが。
(アイリスオーヤマだと1万円ぐらいでエントリーモデルは買えそう)

まとめ

というわけで、BONIQの感想とレビューでした。使用頻度的には月2,3回なので、元が取れているかというと結構アレなのですが、一台あると便利ですね。

圧力なべよりは使い勝手があり、大体しようとするとめんどいので、欲しいならエントリーモデル買ってみてもいいんじゃないかと思います。

特に、リモートワークしてると捗りますよ。