ぼくは割とサーモス製品が好きなので、フライパンもティファールでなくサーモスだったりします。
そんな中で、2点以上買うと10%オフ!でなんとなく購入したサーモスのシリコンクッキングスプーン(KT-S001)の使い勝手が良かったので、簡単にレビューを置いておきます。
サーモスのシリコンクッキングスプーンの概要
価格
価格は800円程度です。
一般的に、ちゃんとしたシリコン製のへらやおたまは600~1000円程度するので、高くもなく、安くもなく、といった価格帯ですね。
商品の特徴
混ぜる、炒める、取り分けるの3つの用途に対応したシリコンクッキングスプーンです。持ち手の素材はナイロンとステンレス、先端部はシリコーンゴムで出来ています。
特に高温に弱い素材は使用していないため、食洗機にも対応しています。
商品のサイズは、幅7.5×奥行3.5×高さ27cmで、一般的なおたまやヘラのサイズ感、本体の重量は約60gと軽めですね。
実際の使用感
機能面
へらのようにもおたまのようにも使える形状
サーモスのシリコンクッキングスプーンは、へらとおたまのちょうど中間程度の形状をしており、炒め物にも、ちょっとしたスープのとりわけにも使用することができます。
さすがに味噌汁を作った場合には、通常のおたまの方が便利ですが、例えばカレーやシチューなど、粘性のあるスープ類や、麻婆豆腐や麻婆春雨などの汁気の多いおかずについては、調理からシームレスに取り分けにも使えるので、非常に便利ですね。
先端部がシリコンなので、スクレーパーのようにも使える
先端部がシリコンで出来ており、表面が平滑であるため、鍋やフライパンなどの表面を傷つけることなく、食材をかき混ぜることができます。
また、シリコンの柔軟性から、スクレーパーのようにも使うことができます。粘性のある液体をスムーズにすくい上げることができるため、ホットケーキの生地を掬うときなどに便利です。ボウルに汚れが残りづらいので、結構ありがたい要素です。
また、シリコン素材は油や汁などの汚れがつきにくく、素材の関係上、食器洗い機にも対応しているので、衛生面でも綺麗な状態を維持できます。
持ち手がナイロンなので、取り回しが良い
持ち手部分がシリコン素材であると、手にツルツルとした感触が残り、握りにくくなることがありますが、サーモスのシリコンクッキングスプーンは、持ち手部分がナイロン素材で出来おり、摩擦力があるため手にフィットし、握りやすいです。
微妙に形状が傾斜しているのが使いやすい
このシリコンクッキングスプーン、絶妙に使いやすいのですが、使いやすさを演出しているポイントとして、先端部にかけて、微妙に傾斜していることが挙げられます。
この微妙な傾斜が、炒め物で食材をかき混ぜる目的においても、汁気の多いものを掬う目的においても、絶妙に効果を発揮して、使い勝手を良くしています。
デザイン
柄のプレートやたたずまいがとても良い
シリコンスプーンの中ではピカイチに形が良いなーというのは買ってみてから満足を覚えた点ですね。
カラーバリエーションは黒のみと少ないですが、割と悪目立ちしがちなシリコン系のヘラやおたまの中では、かなり主張が少ないデザインで、それでいて柄のワンポイントになっている金属プレートなどが絶妙におしゃれで、とても良いです。
まとめ
この手の万能おたま、だいたい使い勝手が悪いのですが、サーモスのシリコンクッキングスプーンは奇跡的なバランスで使い勝手が良いです。
私は割と気に入ると「壊れたとき用」や「食洗機に入れてるとき用」にもう一つ買う悪癖があり、妻に怒られているのですが、本製品だけはもう一つ買うことを公的に妻から許されているぐらい、非常に優秀なアイテムです。
特に、カレーなどの炒める工程が入る料理や、ホットケーキやお好み焼きなど、生地系の料理を作成する際に、おたまでは得られない使いやすさを感じることが出来るので、非常におすすめですね。